林業・山仕事の相棒、結局「軽バン」が最強説

【道具・装備】

現場に入ってからというもの、先輩方の車を見回すと驚くほど軽バンばかりなことに気づきます。なぜこれほどまでに軽バン一択なのか。就職前はジムニーまみれかと思ってたのに…
実際に現場で経験を積みながら感じた、車選びのリアルな「壁」についてまとめてみました。

刈払機という最大の難所

仕事道具で一番頭を悩ませるのが、長さ180cm近くある刈払機の運搬。
軽トラ→荷台に真っ直ぐ積めるので楽勝。しかし、野ざらしはちょっと…自宅にガレージがあればいいが、賃貸ではキツイ(-_-;)。リクライニングしての休憩もしんどい。
軽バン→荷室に収まるが、斜めに突っ込んで、二人乗りにはできる(後席が分割可倒式だと3人乗りもギリ行けるか?)

悪路最強のジムニーも刃を外して積載しても一人乗り状態になってしまいます。ルーフキャリアに乗せる手もありますが、安くない機械を野ざらしで外に出しておくのは、コンビニに停める際も防犯的にかなり不安。刈払機が「刃物」なのか「工具」なのか分からないが、お巡りさんのお世話にはなりたくないw(正当な理由で運搬してるんだから捕まらないとは思いますが)

林道で思い知った「軽」の優位性

以前、他の車両と林道を走る機会がありました。ジムニーやライズ(ロッキー)、エクストレイルといった四駆勢は、ぬかるんだ道でもスイスイ登っていきます。一方で、ハイエースは乾燥した道ならともかく、ぬかるんだ悪路では即スタック。さらに地面にバンパーをぶつけるなど、かなり苦戦していました。ハイエースはホイールベースの長さも相まって、悪路には弱いようでした。

白ナンバーの四駆でも登ることはできましたが、狭い林道では切り返しが必要な場面も多い。そう考えると、悪路走破性と取り回しを両立できる「軽」が現場の最適解だという結論に至ります。道が小川のようになっている場所も珍しくありませんし、四駆はもはや必須です。まぁ、2WDで突っ込む人は普通居ないと思いますが…

実質「エブリイかハイゼットか」の二択

軽バンといっても選択肢はいくつかありますが、重量物を乗せて山で使うなら実質エブリイ系かハイゼット系の二択になるでしょう。 これに関してはNバンも含めて後日別記事に書いてみます

ミッションと足回り

ミッションについてのオススメ順は個人的には…

MT>AT≧AGS>CVT

ですね。あくまで「山・悪路を走ってタフに使える」という点が重要。
そんなに稼げる職業、という訳でもないので、個人的に「壊れにくいこと」がとても重要だと思っております

先輩方からも「MT以外だと、下りで減速するたびにブレーキを酷使することになる。結果、前輪のブレーキ周りがすぐ故障するんだ」と聞かされています。
特にAGSはクセがありますね。ATとMTの悪いとこを併せ持ってるように感じました。
急勾配の登りで「アクセル踏んでるのに、ほぼ停止レベルまで減速→回転数を一気に上げてシフトダウンして繋ぐ」ような動きをして急加速するんですよ。谷に落っこちそうで怖かったです(-_-;)

あと見落としがちなのが足回りです。携行缶の燃料などの液体重量物を積むと、コーナリングのたびにワンテンポ遅れて「タポンタポン」と重い荷重が移動します。純正のフワフワした足回りでは挙動が乱れやすくなり、結構神経を使いますね。コンビニに入るだけで左右にガクンガクン揺れますw

プレミア価格戦争

4WD・(できれば)MT、あとはターボ(64馬力)かNA(49馬力)か、の二択ですがここでも我々は時代に虐められますw

自動車メーカーも色んな規制に縛られて、ターボモデルはCVTしか選べなくなってしまいました
その結果、4WD・ターボのMT・ATの中古車相場が爆上がりしておりまして…

当時新車で140万ちょいだったモデルが、5万キロ走行の中古で200万を超えることも珍しくない状況になっております(エブリイ)
今後もこの流れは続くでしょう。
そうなると、「下取りも下がりにくいから」とプレミア価格で購入して慎重に扱うか、プレミア価格戦争から早々にドロップアウトして49馬力NAにしてガシガシ使い倒すか、の二択。悩ましい…

最後に

山仕事の車選びは、積載・走破性・耐久性、そして盗難対策まで考えることが山積みです。いつか林道トライアル?通勤風景?の「現場のリアル」を動画にもできればな、なんて思っています。

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